12/04/05 19:13:15.46 EZ/Gbfl9P
>>402を設置して5時間ばかりいろいろ聴いてみました
ものはAudio-gdのNFB-10SE
URLリンク(www.audio-gd.com)
可能な限り色付けを廃し作られた印象
高解像度でハイスピード、音場は澄み切りはっきりと定位します
AKIRAのサントラを聴いてみると音場の広さは十分
両スピーカーの外側に定位させた音もしっかりとそこに存在してくれる
このアルバムはバイノーラルマイクで集音し音場表現をがんばっていて
なにもない空間に物体を出現させ
幽霊でも見たかのような気持ち悪さがあるんですが
その印象が強くなりました
大編成オケの強奏パートで収拾が付かなくなり破綻するような心配はなくスタビリティが高い
それでいて「惑星」の最終楽章でもニュアンスが損なわれるようなことはなくちゃんとしている
記録されているものは全部出してやろうといった心意気
その反面、暖かみがなく人工的と捉える向きもあるかと思います
心地よく美しく鳴らしたい人には不向きな製品でしょう
スピーカーにスタジオモニターを使い
クラッシックからメタル、電子音楽まで洋楽を中心になんでも聴く人間ですので
なにを聴いても常にある種の印象が付きまとうというのはお断りしたいところです
その点、こういった無色透明、素材を生かすという方向はありがたい
だからこそこれを選んだんですが
中華メーカーはDACチップなど大事なところには定番と言われるものを使いつつ
その割に低価格というところで勝負しています
高額なものは逆立ちしても売れないし
ブランド力もないけれど
自分たちは作りたいものを作るといった
ガレージメーカーらしい意欲があっておもしろい
その辺が受け入れられている要因かと思います