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例えば、ウルトラ俳優も大勢出ている必殺シリーズも、殺し屋世界からみた物語を描いてきたが、
シリーズ毎に殺し屋たちの立場や取り巻く状況が変わっていった。
最終的に、殺し屋稼業というものを捨てようとして、うらごろしというオカルト時代劇をやってしまい、
視聴率で惨敗したものの、今となって怪奇大作戦のように語られる名作となっている。
うらごろしもチーム編成だが、殺し屋ではないから報酬は貰わない、善意で悪人を殺す(???)
それでいて、それぞれが心に満たされぬ痛みを持った者たちとして描かれるなど、かなり工夫している。
平成ウルトラシリーズは、そうしたちゃぶ台返しのような冒険が全くない。
日本経済の停滞じゃないが、攻める思考がまったく喪われている。
どうせドラマなんだから、思い切り壊した特撮ヒーローでも作って貰いたかった。