09/10/29 20:13:01 DfrUnAWD
『妖星ゴラス』最新CG技術で、ぜひリメイクしてほしい。
しかしもちろん、現代に通用するよう、設定は変更しなければならない。
どう変更すればいいのか、具体的に考えてみると………。
1.時代は21世紀末。核融合が完全に実用化され、普及している。
2.ゴラスは、「死んだ恒星」である黒色矮星ではなく、「恒星のなりそこない」である褐色矮星とする。
理由は第一に、黒色矮星とは「白色矮星の冷えたなれの果て」であるが、現在の科学では、冷える
までに数百億年を要することが判っており、現実の宇宙には未だ存在しないと考えられているため。
第二に、地球の6千倍(木星の19倍)ならば、褐色矮星の質量として妥当であるため。
3.ゴラスの発見から来襲まで、少なくとも十数年ある。褐色矮星なら土星か木星くらいの大きさが
あるだろうし、表面温度も千度以上あるだろうから、ずっと早く発見されるのが自然。
4.映像的なインパクトを考えて、地球移動の方法はオリジナルと同じとする。ただしロケット噴射口
の高さは、最低でも2万メートル必要。(それ以下では、地球の大気を宇宙へ吹き上げてしまう)
5.怪獣マグマは登場しない。ただしストーリー展開を考えると、中盤の山場である地球移動開始から、
クライマックスのゴラス再接近までの間に、どうしてももう一波乱必要。そこで、地球がわずかに
ゆがんだ結果、当然起こるはずの出来事、すなわち、世界のあちこちで頻発する地震や津波への
対処に追われるエピソードを追加。
6.地球を元の軌道に戻すことは、少なくとも当面はしない。軌道がずれたことで、当分は異常気象が
続くだろうが、いずれは安定する可能性が高く、致命的な事態を招くとは考えにくい。得るものより
失うもののほうが多いと思われる。