11/09/02 03:28:03.19 kqZaHowe
「作家の猫2」(コロナブックス)を買いました。
池部さんが捨て猫だったチビを書斎で抱いている写真があります。
もう可愛くて可愛くてという感じで、好々爺そのものです。
好々爺というと、颯爽とした2枚目の池部さんでなきゃ、という方は嫌かも
しれませんが…色白で頬はピンク、本当に清潔で品のいい、美しい老人。
池部さんのことを全く知らない人が見ても、この人はさぞ良い人生を送ったの
だろうな、と感じるであろう写真でした。
池部さんのエッセイに登場する猫たち、上記のチビだけでなく、誇り高いミンゴと
チーも(ミンゴもチーもヒマラヤンなので、こちらは判別がつきかねるのですが)
おぉこれが、という感じで見る事が出来ます。
エッセイの中で、朝、池部さんが顔を洗おうとすると、ミンゴが我先にと洗面台
に飛び乗りオシッコをするのだ、というのがあって、信じがたい思いでしたが、
その写真もありました。本当のことだったんですね。
高級ホテルライクな、実に素敵な洗面所ですが。
また、テーブルにのってふざけるミンゴ(チーかもしれない)の写真もあり、
しかしテーブルのすぐそばには、ベネチアンガラスの置物が…きゃぁ、それ
どけなきゃ、と、池部さんちのお手伝いさんになったような気分で驚きました。
下世話な言い方ですが、金持ち喧嘩せずというかなんというか、万事鷹揚な
雰囲気がなんとも心地よいです。