10/10/12 15:14:57 VqaGdK5B
>>193
>任侠ものでの成功はまことに得難い
池部氏本人は、ヤクザものへの出演を渋りに渋ったんだよな。
高倉健との名コンビの成立は、俊藤浩滋プロデューサーの尽力の賜物だろう。
よく「残侠伝」出演の池部氏はクールでニヒルなやくざを演じたと称されるが、
それは第1作の佐伯監督の演出イメージだよな。
マキノ演出では、人情味溢れる人間像を好演している。
特に第4作「血染めの唐獅子」での藤純子をからかうシーンの演技や、
阿漕な親分に意見した挙句、ビール瓶で頭をかち割られる鮮烈なシーンは印象に残る。