07/12/02 16:04:43 HVU8k5cs
「黒澤明VSハリウッド」によると『トラ!トラ!トラ!!』で黒澤が「アメリカ側の監督より自分が最優先で扱われるべきだ」
「自分より格上の監督でなければクレジットも自分が優先されるべき」と主張している。
監督は全体のトメになることが多いから「俺をそうしろ」という主張なんだな(黒澤は自分を「総監督」だと信じていたし)。
リチャード・フライシャーに決定したときの黒澤の徹底した拒否感やあからさまな格下扱いにする態度は同書で初めて知った。
ご存じの通り途中で挫折したが、完成したら日本公開版は黒澤がトメそれ以外はフライシャーがトメで決定していたらしいけど。