10/11/08 00:58:24 ILfpODLG
さっきまで、横浜みなとみらい地区にいた。
週末にAPECが開催され、その準備会合として官僚会議が開催されるということで、厳戒態勢が敷かれている。
首都圏では、「大葬の礼」などの一連の皇位継承行事以来の厳重な警備だ。
とにかく、町の至る所に警察官がいる。
道の角々やあらゆる建物の出入り口、すべての駐車場の出入り口に必ず立っているし、
どの道でも警官が常時パトロールしている。
URLリンク(www.iza.ne.jp)
URLリンク(ichigo-up.com)
下のは、自分が撮った写真。
こういう写真を撮っているだけで、必ず警官に邪魔をされ、職務質問を受ける。
自分は先週も一度、写真撮影をしていてしつこく職務質問を受け、「男一人だから怪しまれるのか」と思って、
今日は女の子と一緒にデートがてらに町を散歩しながら撮影したのだが、結果は同じだった。
一人の警官に、「新聞社やテレビ局だって撮影してるじゃないですか」と抗議したら、
「マスコミは許可を得ているから」と返答された。
一般公道を撮影するのに、許可もクソもあるものか。
小川紳介の撮影隊が三里塚闘争を撮影中、無許可デモの幇助罪で検挙され、警官にカメラとフィルムを没収された事件を思い出した。
あの時も、警察は「マスコミは許可を取って撮影しているが、自主製作の小川プロは許可を取っていない」と言い張っていた。
三里塚は本来は農民たちの土地で、小川プロは農民たちの側に立って撮影していた。
‘国家’の方がそこに土足で乗り込んできておいて「許可を取っていない」とは笑止千万なのだが、
そもそもが私有地でもない限り、撮影に許可など必要ない。
当時、評論家や学者たちが抗議声明を出した中で、佐藤忠男氏が、
「あらかじめ認められた者に対してのみ認められる‘報道の自由’など、真の自由とは言えない」
と鋭く指摘していたのが、今日、思い出された。