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「話せる学生」企業は求める 新卒イメージ調査
日本経済新聞社がまとめた「人事トップが求める新卒イメージ調査」では、採用したい大学新卒者の人材像の
具体的な項目で「コミュニケーション能力」が全体の59.6%を占め1位となった。評価できる学生時代の経験・
実績は「ゼミなどで専門の勉強に打ち込んだ」がトップ(70.6%)。
意思疎通がしやすく、勉強に励んだ学生のニーズが高いことが分かった。
■前向きさを重視
調査では、大学新卒者の採用に向けて、求める人材像の具体的な項目(3つまで回答)を聞いた。1位の「コミュニ
ケーション能力」に次いで、2位は「チャレンジ精神」(54.4%)。企業は海外展開を加速させており、社内外の
担当者と緊密に対話しながら市場開拓に積極果敢に挑む必要性が高まっていることが背景にあるとみられる。
コミュニケーション能力とチャレンジ精神を同時に選ぶ人事トップも多かった。
これらに3位「主体性」が35.3%、4位「行動力」が33.8%で続く。「専門性」は2.2%しかなく、「幅広い知識」はゼロだった。
得意分野の有無や豊富な情報量よりも、上司や同僚とコミュニケーションをとり、前向きに仕事ができるかどうかが
重要視されているようだ。
一方、学生時代の経験・実績のうち、高く評価できる項目(3つまで回答)は「専門の勉強に打ち込んだ」が7割に達した。
人事トップは採用の際には専門性や幅広い知識をそれほど強く要求していないものの、学生時代にゼミなどでしっかり
勉強したかどうかを評価の基準にしているとみられる。次いで2位「サークル・クラブ活動で実績を残した」が48.5%、
3位「語学力を高めた」が25.7%だった。
URLリンク(www.nikkei.com)
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