12/03/01 15:47:10.95 0T9ozolb
「まりもの気持ち」主人公は犬、亜希子、健太夫婦。我が輩は平成の犬である~。
夜中に突然ぶっ倒れたあきこ。救急車で
運ばれる。意識はぜんぜん戻らない、
自発呼吸ができないから、気管支にまで
管を入れて酸素を送り込む…三、四日の
うちに意識が戻らなければ、死んでしまう
か、植物状態か…(省略)七日後「お念
珠」「お数珠」をかけられた日の午後に、
意識を戻す。(省略)意識不明に陥った原
因は、どんなに検査をしても、体に異常は
なしと医師に言われる。三途の川から戻っ
てきた。退院して「お祓い」に長い間行く。日本で最高の陰陽師に出会う。怨念
を背負い込む、科学では説明のつかない
「心霊」の拠り所になってしまった、亜希子の体に入って勝手に操るのだから、残酷
な宿命のあきこ。お清めの御神水をかけら
れ、成仏出来ない「もの」たちを祓ってい
く(省略)
日本で最高の陰陽師が家に来る。あきこが
帰って来る前に完全に清めなければならな
い。(健太)「霊道」を通すために庭に七
カ所、意味深なものを埋める。ブツブツと
呪文を唱えると、まるで地上から吹き上が
る花火のように、あのおびただしい数の
「もの」たちが次々と飛び散っていった。
(省略)大工が来る。神棚と完璧な御神殿
や代々の位牌仏壇、木魚を設置。家の中の
霊道を塞ぐために、紙のお札、木ノお札が
何枚も貼られる。(省略)「こんなに落ち
着いた気持ちで家にいられるなんて」
完
「生命」は完全なフィクションでしょう
が、これは実体験から書かれた本です。ま
たお祓いしますか?先生はいつも壮絶な人
生で、大変ですね。