12/05/15 22:48:11.37 6wQWHCja
元放射線医学総合研究所主任研究官 医学博士 崎山比早子
広島・長崎の被ばく者を8万7000人ぐらい集めて戦後60年以上にわたって追跡調査をしています。
広島・長崎のデータでは,大体20から50ミリシーベルトぐらいですと確かに発癌があるということが分かります。
低線量率の場合は,一般に,高線量率よりも線量当たりのリスクが低いというふうに言われています。
しかし,2分の1を掛けるか,あるいは1なのか1.5なのかということは非常に議論があるところで。
でも,国際放射線防護委員会は広島・長崎から得られたそのリスクに2分の1を掛けてモデルを作っています。
だけれども,テチャ川の流域の人,随分,時間がたって癌がたくさん出ています。この流域の人は,広島・長崎の2倍です。
国際的に15万人ぐらい原発労働者を追跡調査した結果も,線量当たりのリスクというのは,この広島・長崎の倍になっています。
ですからICRPのモデルは過小評価の可能性もあります。国際放射線防護委員会は,線量のリスクを低く見積もっている傾向があります。
個人の研究者で,この7.5倍ぐらいのリスクがあると言っている人もいます。
URLリンク(niben.jp)
菅谷昭 松本市長
私自身がチェルノブイリで経験したことをお話ししているわけですから、決して政府を批判ではないんですけれど、事実としてとらえてほしい。
しかも国民の皆さんは落ち着いてくださいと、こういう事があるけれども、安心なものは食べていいですからということで私は申し上げております。
私自身も5年も汚染地で向こうの人と同じものを食べてきたわけです。
だから、実際に言えるのは甲状腺のがんに関して放射性ヨウ素がこんなに高いのに、今日の報道を見ていますと
「ほうれん草を洗わないで500グラム食べても安全だ」というそういう県からもしメッセージを出しているようでしたら
事実であれば大変な事を言っているなということで、やはり相談にのる人も慎重な答をしていかないと
新聞によって、安心安全ということは、もっと具体的に出してもらわないとわかりませんよというのは、私はあの通りだと思うんです。
内部被曝の問題は一切出してないし、食物連鎖の話も一切出してないです。
しかも5年10年先のこと出してないですね。私はそういうことも出していかないと、敢えて今日は申しあげたところでございます。
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