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事故から間もないころ、多くの人々は不安に駆られていた。
原発が爆発するのを目の当たりにして、不安になるなという方が無理な話だ。
その不安な心理状態を絶好の機会と見た反原発のプロパガンダがネット上で猛威をふるって、
多くのネットユーザーが福島=チェルノという刷り込みを受けた。
自分もその一人だ。木下だけでなく小出助教やバスビーの忠実な信者だった。
避難しない福島県民にいら立っていた。彼らの置かれた状況など全く考慮せずに。
ただ時間が経つにしたがって、様々な専門家や一般の研究者や医者から、
当初ネットで騒がれたほど危険ではないことが様々な検証結果や過去の事例から明らかにされていった。
同時に、意図的に福島を深刻な状況に見せようとする「悪意」が存在することも分かった。
自分の中でそんな状況がおぼろげになってきた7月、
一度頭を空っぽにして、客観的に原発事故の被害を自分なりに検証してみようと決心した。
危険寄り、安全寄り双方の色々なサイトやブログ、新聞報道から情報収集した。
そして、そこから得られた危険因子と安全因子を天秤にかけて自分の頭で考え、避難する必要はないと結論した。
自分の頭で考えることによって、思考停止状態から前進したわけだ。
いわゆる「バカの壁」を越えられたのだと思う。
悲しいことに、未だに「バカの壁」の手前で立ち止まったままで、
少しでも安全寄りな話をすると、条件反射の様に「危険!危険!」と連呼する人たちが少なからず存在している。
その人たちに言いたいのは、一度だまされたと思って全ての先入観・思い込みを捨て、
自分で客観的に危険情報と安全情報のそれぞれを調べ、その出所とそれに科学的な裏付けがあるのかを確認して、
「自分の頭で」危険か安全か判断してほしい。