12/02/11 16:56:13.12 VaaJGNlP
「あっ、また下に来てる。ヘビみたいでしつこくてイヤ。」
おいおい、一ヶ月程前に初めて体を許した男だろ。女は別れた男には無情なものだ。
俺はYのマンションからそっと抜け出して後ろからいきなり、
「オイ、R大の×× ストーカーしてると警察に突き出すぞ。」相手はいきなり声かけられたのでビクッと振り向く。
堂本剛似のいい男だ。俺よりいいかもw
Yはイケメン好きって言ってたのは本当だった。Yは将来イケメン食いになるかもな、カワイイYならどんないい男でも、よりどり見取りだ。
「なんじゃえ、ワレ。」と上から下までガン飛ばしながらなめ回す。本当にR大の学生かよ。チンピラじゃんか。
「Yの男だ。」「お前け、いっぺん会いたいとおもてたで。」
「おいっ、お前のやってるストーカーは犯罪だろが。警察、大学、親に言うぞ。」
「それがなんじゃえ、ワレ殺すど。」
俺はブチッと音がしたような感じで一瞬モードが変わった。
「おう、来いや、てめえ人生棒に振る覚悟あるんか。」
俺は瞬時に構える。にらみ合い数秒。たった数秒だが全神経集中なので長い時間だ。俺はボクシングと格闘技を少しかじってたから、相対した瞬間コイツはけっこう手強そう。
体は厚みがあって膂力も強そうだから掴まるとヤバイ。
ただ、ヤツも俺につられて身構えたが、その瞬間 素人丸出しでスキだらけ。どこでも殴り放題じゃん。少し余裕が出てきた。