14/01/24 21:41:20.67 D2KwX0Ph
>>452
>八万六千の法門と中論とのネットワークを開く鍵が「大智度論」だと、私には観じられます。
昔々、2500年ほど前にインドに一人の名医がおりました。
心の病(悩み、苦しみ、不平不満、怒り)をかかえる人達の症状を見ながら処方箋を出しました。
Aさんには処方箋Aを、Bさんには処方箋Bを出しました。
さて2500年経た21世紀に「如是A聞経」と「如是B聞経」とがあり、それぞれaさんとbさんが護持しており、
お互いに「私のこそ第一義だ」、「いやうちのが仏説だ」と言争っております。アホな話です。
1800年ほど前にも名医がいて病院の門に注意書きを貼っておいたのですが、誰も読まずに今日に至りましたとさ。
更に三法印の「一切行苦」と「諸行無常」ですら、第一義ではなく対処治療(処方箋)だという解説もございます。
多分、対告衆が中観の方々であれば名医は「一切行苦」と「諸行無常」の処方箋は出されなかったのではと考えます。
尚、異教の私が対告衆であれば、「十難無記+四聖諦」の処方箋が出されたことでしょう。ここで頷く人も多いかと存じます。