14/01/15 04:02:00.88 HSZJsLua
釈尊の輪廻観
釈尊はお経の中で前世を語る事はあっても前世を否定する事はしていない
当時のインドでは輪廻転生はごく普通の通念であり、故なくこれを否定するのは
非常に危険な思想であったとも言える、それと前世が解る通力に民衆は首っ丈でもあった
故に前世説・輪廻観は修行を完成させる効果として絶大であり在世時の済度率は異常程高かった
彼の不人気経典大念住経ですらも前世が出てくるので、最後まで引っ張りまくり
修行完成の暁には涅槃寂静して輪廻は完全停止するご褒美とした
もし修行に挫折すれば輪廻続行となり、元の木阿弥なのである
輪廻を脱する事は当時のインドではカーストを脱する事にもなり、相当な恩恵がある
済度率が異様に高かったのも不思議ではない
釈尊の教えの機軸は「鵜呑みにせず自ら行って試せ」である
「肩書きや見た目に騙されるな」でもある
「高貴なものが言ったからと思考停止するな」でさえある
お経での釈尊は輪廻を否定せず前世すら語っている
これはお経なので、ここで言う前世や輪廻は否定しては行けないんだな
行って確かめねばならない