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採取方法とその課題 [編集]
例えば、南海沖海底のメタンハイドレートは潜水士が作業できない
深い海底のさらに地下に氷のような結晶の形で存在する。
そのままでは流動性が無いので、石油やガスのように穴を掘っても自噴せず、
石炭のように掘り出そうとしてもガスの含有量が少なく費用対効果の点で現実的ではない。
ハイドレートを含む地層を暖めるなどすれば、少しの温度の上昇や圧力の低下でメタンがガスとなって漏れ出してくるが、
上層や周囲の土中がハイドレート生成に適する氷を含む温度や圧力の環境であれば再びメタンガスは水分子のカゴに取り込まれてしまう。
メタンがガスとなって結晶から遊離する時は吸熱反応となる事も、結晶化を助ける。
これらの事情によって、低コストでかつ大量に採取することは技術的に課題が多いという意見がある。