12/11/30 17:55:40.08 +q5M+6li
>>148
誤解なきように!!
『バガヴァッド・ギーター』が描写する戦場はあくまでも象徴的なものです。
実際、クリシュナからの霊的教訓として読む志向者たちで、
これを実際の戦争にて殺し合うよう示唆するものとしては解している人はいません。
ただし、戦場に行かねばならない現実の兵士にとっては、
“無執着に果たされる義務的行為”としての、
その心の持ちようを教えてくれる世界的にも稀少な書です。
戦場で殺し合わねばならないそんな切羽詰った境遇の人々にとっては、
分りきった不殺生戒の教えを説いたところで役に立たない絵に描いた餅に過ぎないから・・・。
もちろん、これは戦争を推奨しているわけでも
殺人を煽っているということではありません。