13/12/29 11:59:45.47 KKMq5C0O
>>639
>苦楽の二辺
修行は苦にも楽にも偏らない修行をする、それが中道・・・ということですよね。
立禅という立つ修行があります。
立つ修行という修行において苦にも楽にも偏らずに立ってください。それが中道です。私の言いたいのはこれです。私のいう中道はこれです。私はテーラワーダと同じこといってますけど。
楽(脱力)を極めれば寝るのが楽なんですけど、寝てはダメです。立っていて下さい。
だからといってしっかり立つことで力み(苦)すぎてはいけません。
問題は、人は力んで立ってしまっていること(苦)に気がついてないことです。
人間の大脳は、動物に比べて大きく重いのです。赤ちゃんのときに、まず首が立ちます。そのときから意識して最小限の力で頭を支えることを意識してきましたか?
重い体重を支えるのに、腰や足首に力を込めすぎていないか意識してきましたか?
常習化されてしまい、気が付くことさえできなくなってしまっているのです。
力みが首の付け根、腰、足首を中心に身体じゅうに広がってしまい、筋肉が固まってしまっているのです。高岡英夫という学者はそれを「拘束」と呼んでいます。
精神的にも人を拘束してしまっているのです。脳に悪い影響を与えています。それが苦の原因です。
力むことが、その力みが執着にもつながっているのです。