13/12/29 07:52:29.21 rZxb9vuG
>>637
まあ気を取り直してツッコミは入れときますか…
テーラワーダの中道では基本的に苦楽の二辺を扱うのであって、なんでもかんでも二項対立するものを俎上にあげたりはしません
生と滅とか天と地、男と女とかね
(あなたが言いたいのは中道というより、大乗でいう「不二」の論理でしょうね)
中道は二辺を離れて、それらと違う道を行くことだけど
あなたたちの言ってる「中道」は
>對立的な存在として見なされた質量とエネルギーが融和し、一つの塊になってしまうことです。
>相対立するものが、融和、調和、融合、和合すること
というように概念一般の二項対立を扱い、しかも二項を捨てるのではなく、むしろそれらを「掴んで」融合させようとしてる
生も滅も捨ててない。どっちも両取り
しかも
>矛盾․對立している兩邊の生滅を超越し、生滅が互いに融和して、生が卽ち滅に、滅が卽ち生になることです。
これは大乗の不二(不一)の論理からも外れてる
大乗は不二(別ではない)というけど、不一(同一ではない)とも言うからね
不一を外した「生が卽ち滅に、滅が卽ち生に」という融合論はむしろヒンドゥー教などの外教的な考え方だと思います
これは龍樹や般若心経がいう不生不滅とも全く異なる
龍樹たちが言ってるのは、生ずるとも滅するとも見ないということですから。
龍樹たちがいう二項を離れることは概念を消すこと(空性)
生が滅になりますよ~、滅が生になりますよ~ということではない
これでは生という概念も、滅という概念も結局残ってしまってる