12/09/02 09:44:53.31 L4QmVLKh
>>57
> >まず一元があり、次に二元に分かれる(ようにみえる)。
> >つまり、一元しかないということです。
>
> 「一元があり」とか「一元しかない」って書くと
> 一元が「ある」と「ない」の二元になってみえますね
言葉とはそういうものなのでしょうね。
厳密に表現すればするほど矛盾した言葉になったりもします。
一元をもう少し厳密に表現すると「あるもないもない」になります。
それしかないということは、つまり、結局、それもないということなんですね。
比べるものがないとき(それ一色のとき)、それはないですよね。
じゃあないのかというと、ないとは言えない。
つまり、「あるとかないとか、ということではない」となります。
どっちなのか?と問うこと自体が(そこから出発すること自体が)二元世界での動きですから、
この世界から飛び出すためには、この問いを静まらせるしかないわけです。
飛び出すとか静まらせるというと何かプロセスを連想しますが、
(プロセスがあってもいいのですが、)
実は、もともと、この問いのない世界に誰もが生きているのです。
このことに気づかない限り、いろんなバリエーションの問いがいくらでも生産され、
いろんなバリエーションの答え(断言や解説など)が生産されます。
当然議論も尽きなくなるのでしょう。
「問い」と「答え」では見出せないもの・・・それが・・・