12/08/24 19:01:24.73 n7+lMpTV
>>197 amaさんあて
>>245
肉体への執着とはなんでしょうか。
それは肉体とそれ以外のものを区別し、肉体に執着するという精神のあり方です。
その精神の働きによって私たちは自分を肉体だと感じてしまいます。
それは宇宙を肉体と外界に分ける2元性です。
この働きがなければ、私は宇宙そのものであり、宇宙、全体性を超えた純粋な意識であるかもしれません。
この肉体への執着とはそういった精神の働きです。
また、人間らしいさまざまな思考に執着することで、人間であることに執着し、自分を人間という、肉体、思考に限定してしまいます。
そして、肉体への執着がなくても、5感は働きますし、肉体は肉体の知恵で自身を維持しようとします。
さらには人間として自身の肉体を維持するために必要な社会性という「思考も使うことができます」。(使われるのではなく執着するのではなく)
この場合、あなたは全体性であり純然たる意識であり、
自身の肉体と思考が生まれ消えてゆく様を執着せず見守ることになると聞きます。
逆に、肉体に執着し、五感に執着し、肉体を維持するための思考に執着し、
全体性、一元である自身の本性を忘れ、自分を肉体に、人間存在に限定している様が
私達人間のありようです。
473が瞑想において自覚した、(悟った)のはこの束縛のことです。
自身を肉体に、人間的思考に束縛している所与の無意識の2元性のことなのです。
肉体への執着、5感への執着、思考への執着、それら全てに目覚め、それが静まれば、
あなたは、宇宙全体であり、全体を超えた空であり、一元そのものであり、純然たる意識であるほかないのではないでしょうか。