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預言、私的啓示など超自然現象を受け入れるよりはっきりと拒否せよ、と中世の大聖人の1人、十字架の聖ヨハネが名著「カルメル山登攀」(ドン・ボスコ社発行)で書いている。
これ読みごたえあるけど例として
①もし神からのものならたとえ拒否しても(悪魔からのものと違って)心に入ってくる。神の力は全能のだからどうしようと必然的にそうなる。
②出現などを重んずると知らず知らずに傲慢になる。(普通の信者より自分が格上と思う)
③信仰とはもともと5感に感じられないこと、ものを信じることで、こういった見えて感じる超自然現象はそれと別物。
④さらに神に対する信仰よりこれら超自然現象(たいていこういう体験の際にはたいへんここちよさ、快感を与えるから)そのものを大切にしてしまう。(神以外のこと、ものを神より大切に思うのはだめ)
・・・などと理由を挙げている。
「信仰のもといをなすものについて啓示されるべき箇条は、すでに教会によってことごとく示されている。
それ以上に新たにわれわれに啓示されることは、そのまま受け取ってはならないばかりではなく、
そこに含まれている様々の事柄をも認めないように戒めるべきである。
たとえすでに啓示されていたことが、改めて示されても、信仰の純粋さを保つために、
それが私に啓示されたから信ずるというのではなく、教会にすでに啓示されていることであるからというのでなくてはならない。」
(十字架の聖ヨハネ 『カルメル山登攀』)
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