12/07/22 22:46:54.86 0cO3IdNv
文化とか世情とかに日和ったりしないキリスト教とイスラームの
公式教義のガチ勢の皆さんは虎視眈々と一転攻勢の機会を伺っていたのです。
一度ひっくり返されれば最後、教義的には正論である以上、
潰す体制を戻そうとすることは、社会の敵になることを意味することになる。
その結果がいまのキリスト教圏とイスラム圏です。
キリスト教圏では、キリスト教がパワーを失い、発言力・影響力を低下させ、
彼らが理想とする制度を直接強行できなくなったことで
同性愛者が安全に暮らせる余地がごく一部で生まれてきました。
社会を支配できないということは、同性愛者を潰すという誘惑から
距離を置くことにもなるので、(非キリスト教的要素が強まった社会からの批判を恐れて)
結果的に彼らも大人しくなります。同性愛者に何かしでかすことも批判の対象となれば、
同性愛者の聖職者も現れ、そのまま聖職者でいることも可能になる。
キリスト教は、公式教義の理想を強行できないかつての状況に引き戻されたわけですね。