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パーリー語経典「カーラーマ経」には、仏教を信奉する上での自由が述べられています。それは最高の自由
であり、最高に民主的です。...内容は、カーラーマの人々が、「どう受け入れたら良いのか分からないほど、
いろんな教義を教える人がいる
ので、どうしたら良いでしょう」と質問したことに対し、ブッダが、カーラーマ経の十項目と呼ばれてい
るもので答えたものです。
初めの三項目は聞いたこと、あるいは勉強したことに関してです。
1.長く言い伝えて来たからといって信じてはいけない。
2.長く伝承されてきたからといって信じてはいけない。
3.評判になっているからといって信じてはいけない。
四項は経典、あるいは教本、テキストについてです。教本の中にあるからといって信じてはいけない。
すべての面から見た本質とは何でしょうか。それは、
「サッペー タンマー ナーラン アピニヴェサーヤ」、何ものも、私、私のものと執着するべきではない、
というブッダの言葉です。これが三蔵経の中のたった一粒のダイヤモンドです。