12/03/24 08:29:21.22 EeJtAuSJ
釜ヶ崎と福音は政治活動の勧めじゃないです。そのあたり誤解しないように。メタノイアという言葉が道徳的に悔い改めるではなく、
低みに立って見直すということであると明らかにした本です。ホームレスだけじゃなく、
あなたの周囲で苦しみ悩む人がいたら、その人の中に神がいるのだと考える機会になるということですよ。
たとえば苦しんでいる人がいて、あなたがその人のために奔走したとすると、あなたをそんな行動にかりたてるのは何なのかということ。
祈るということを主題にしたいなら、佐藤初女さんの本なんかどうかと。佐藤さんは祈りには静の祈りと動の祈りがあるといっていますね。
佐藤さんの祈りは動の祈り。心に悩みを抱えた人のために手料理を作るのが、彼女にとっての祈りです。
祈りというのは人それぞれ。静の祈りも祈りなら動の祈りでも祈りですよ。
神様はどこにいらっしゃるのか?と問われたら、「それはお互いの中にいらっしゃる」ということ。
あなたの中にも当然いらっしゃるし、こうしてレスする私の中にもいらっしゃるということなのです。
あなたが苦しみ悩むから、それが心の叫びとなって、多くの人の心の中にいらっしゃる神がはたらかれるということ。