13/04/07 20:37:51.47
専門医認定に統一基準 厚労省検討会、17年度から
URLリンク(www.asahi.com)
学会が独自に認定してきた専門医を2020年度から第三者機関が統一基準をつくって認めることになった。
新制度では内科や外科など19種類を基本領域とし、3年目の医師がいずれかを必ず選ぶ仕組みにする。
高齢化社会に対応しようと特定の病気を専門とせず幅広い患者をみる「総合診療医」も新たに加わる。
厚生労働省の検討会が7日、新しい制度のあり方をまとめた。学会から独立した第三者機関が13年度中に発足。
制度の詳細を詰め、17年度から養成を始める。
厚生労働省は現在、学会の会員数などを条件に、55種の専門医の広告を認めている。
しかし、資格取得に必要な期間や経験は学会ごとに異なり、その違いが患者にわかりにくかった。
「さまざまな専門医が乱立し、質が担保されていない」との指摘もあった。
新しい制度では、第三者機関が専門医に必要な技術や知識などの統一の基準を設け、公開する。
これに基づき医療機関が課程をつくり、専門医を養成する。第三者機関は資格の認定や更新を担い、専門医の診療能力にお墨付きを与える。