13/04/04 19:25:39.86
東芝社長に田中氏昇格へ 佐々木氏は副会長にクリップする
SankeiBiz 2013/2/23 10:09
東芝が、田中久雄副社長（６２）が社長に昇格する人事を固めたことが２３日、わかった。
佐々木則夫社長（６３）は新設する副会長に就任し、西田厚聡（あつとし）会長（６９）は留任する。
近く内定し、６月の株主総会後の取締役会で正式決定する。
東芝が副会長ポストを置くのは初めてで、３人の「トロイカ」体制で経営のかじ取りを担う。
田中氏はデジタル家電などの資材調達に長く携わり、コスト低減で手腕を発揮してきた。
同社の業績は堅調だが、テレビ事業が苦戦しているうえ、東日本大震災以降、主力の原子力発電事業などの先行きも不透明になっており、田中氏の起用で収益力向上を図る。
平成２１年に社長に就任した佐々木氏はリーマン・ショックで悪化した業績の回復に尽力。
携帯電話事業の売却などを決める一方、欧州の次世代電力計メーカーを買収するなど新規事業も積極的に進めてきた。
佐々木氏は１月に政府の経済財政諮問会議の民間議員となったほか、
経団連副会長への就任も内定しており、対外活動の比重が高まる。トロイカ体制により、役割分担を進め、負担を軽減する。