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片桐裕警察庁長官が全国首席監察官会議で、警察官の不祥事が多発している現状について、「危機感を持て」と訓示したのが4月9日。
しかし、それ以降も、収賄や強姦、暴行、薬物使用など、警察官の犯罪は枚挙にいとまがないぐらい発生している。
10月にインシデンツから『なぜ警察官の犯罪がなくならないのか』を上梓する予定の飛松五男(とびまつ・いつお)元兵庫県警警部補(写真)に話を聞いた(以下、敬称略)。
―警察官のわいせつ事件が多いと感じます。
飛松 警察組織は男社会なので、もともとわいせつ事件が起こりやすい環境です。
私自身も、警察署長が女性職員にセクハラするのを目撃したり、警察官が被疑者の痴漢事件の捜査にたずさわったりしました。
被害者が女性ということもあり、泣き寝入りしてしまうケースも少なくなく、現在、報道されているものは氷山の一角です。
―不祥事をなくすため、すぐにできることはありますか。
飛松 警察官の採用方法を見直すことです。不祥事が発生して、「どうして、こんな人間を採用したんだ」という話になると、警察官の子どもだったり、親戚だったりすることが多いんです。
これは、ほとんど報道されていませんね。つまり、警察官として不適格な人間、ときにはわいせつや窃盗の前歴がある人間さえも採用していますから、不祥事が起こるのは当然なんです。
URLリンク(www.incidents.jp)