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京都市左京区のマンションで昨年十一月、住人の男性を刺殺し、銀行口座から約
五百万円を引き出したなどとして、強盗殺人などの罪に問われた大阪府警で元巡
査部長の片山祐太被告(56)の判決が十一日、京都地裁であった。田中圭佑裁
判長は「数回にわたり被害者の体を刺しており、見ず知らずの人間に殺害された
遺族の精神的苦痛は大きい」として求刑通り無期懲役を言い渡した。
公判で弁護側は「計画性は低かった」として、殺意と強盗目的を否定し、強盗殺
人罪でなく傷害致死罪であると主張していた。
それに対し、田中裁判長は判決理由で「睡眠薬を飲ませて意識を失わせ、室内を
物色して預金通帳などを強奪した直後に、背中などを複数回、執拗に刺しており
、被害者が死亡する認識があった」と殺意を認定した。
さらに「被害者にナイフを突きつけて金品の場所などを要求するなど、強盗目的
だった」とし、強盗殺人罪が成立すると結論付けた。
判決によると、片山被告は昨年十一月八日未明、同区讃州寺町のマンションに侵
入し、ナイフで会社員本田一郎さん=当時(45)=の背中などを刺したとして
殺害。奪った預金通帳で本田さんの銀行口座から計約五百万円を引き出した。片
山被告は犯行当時の三ヶ月ぐらい前に窃盗事件で大阪府警を懲戒免職されていた。
ソース:京都新聞 (2/11 22:36)
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