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>>458-459
社会:暴追が「命がけ」では・・・/「運動継続へ徹底捜査を」/建設会社役員射殺1週間 2011年12月3日
北九州市小倉北区で建設会社役員、(内納うちのう)敏博さん(72)が銃撃され死亡した事件は、
3日で発生から1週間になる。福岡県警は暴力団による計画的な犯行とみて捜査しているが、
官民挙げて重点的に暴追に力を入れてきた建設業界関係者が襲撃された事件だけに、波紋は大きい。
「玄関や壁が撃ち込まれるのとはレベルが違う。徹底捜査してくれなければ、市民は暴力団に対し声をあげられなくなる」。
ある建設業者は事件の衝撃をそう語り、県警による早期検挙を求めた。
内納さんは11月26日夜、知人男性の乗用車で妻(72)と帰宅。車を降りた直後、近づいてきたバイクの2人組に至近距離から拳銃で撃たれた。
捜査関係者らによると、内納さんは大手ゼネコンの1次下請けの型枠工事専門会社の会長。
2次以下の下請け業者をまとめる「名義人」を任されていたという。
福岡県警によると、県内の暴力団は公共事業を受注した企業に工事地域への「地元対策費」
名目や「協力金」として受注額の一部を要求したり、下請けに関連会社の参入を強要する手口で資金を獲得してきた。
このため、県警は内納さんが下請けを巡るトラブルに巻き込まれた可能性もあるとみて、連日100人を超す態勢で捜査している。
一方、建設業者にとっては来年2月、暴力団排除への新たな義務が課される。
県暴力団排除条例改正で、
暴力団から不当要求を受けた建設工事関係者は県警などへの通報を義務づけられる。