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・どんなものにもなる万能細胞「STAP細胞」の論文疑惑について、理化学研究所は14日、中間報告を
発表した。しかし新たに解明された事実は少なく、謎がいくつも残った。小保方(おぼかた)晴子氏も
姿を見せなかった。野依(のより)良治理事長はじめ、俊英を集めた理研で、どうしてこんな論文が
でき上がり、世界に広まってしまったのだろうか。
STAP細胞は本当にあるのか。論文共著者の丹羽仁史氏は今も「実在する」と主張する。実験では
細胞を培養し、多能性(いろいろな組織に分かれる能力)の目印が細胞に現れると蛍光が出る仕組みを
つくっておく。論文発表後も蛍光の出現が観察されている。
以前、理研に所属していた中武悠樹(ゆうき)・慶応大助教は「これだけでは多能性があるとはいえない。
それを示すにはマウスを使った別の実験が必要だ」と述べる。理研も、その先の部分の再現には成功していない。
有力なのは「死にかけた細胞が強い蛍光を発する現象(自家蛍光)」という見方だ。「再現が成功した」と
いったん報告した関西学院大の研究者は後に「自家蛍光を誤認した」と訂正した。会見でも実在、非実在の
決着はつかなかった。ただ理研で研究グループが見ていたものは万能細胞といえるものではなさそうだ。
意表を突くアイデア、人工多能性幹細胞(iPS細胞)をしのぐ実用性…。世界を驚かせた論文は、
若い小保方氏をみこしにかついだ腕自慢の面々による共同作業だった。
「刺激で万能細胞」という構想は、芸術的発想が豊かな大和(やまと)雅之東京女子医大教授と
米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が唱えていた。執筆は、再生医学で日本を代表する
笹井芳樹理研副センター長が主導し、マウスの実験は名人として知られる若山照彦山梨大教授が
担当した。(>>2-10につづく)
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※図解:URLリンク(iryou.chunichi.co.jp)
※前(★1 03/15(土) 11:55:14.21):スレリンク(newsplus板)