14/03/11 13:36:13.64 h6+GyyhU0
第五章では、幹細胞の万能性を証明するための最も重要な証明方法である
キメラマウスの作成を幼弱神経幹細胞培養条件である bFGF, LIF 依存浮遊培養系によって
培養した sphere を用いて試みた。
ICR マウスの受精卵と sphere を用いた凝集法によってキメラ卵を作成し、
24 時間培養した後、子宮に移植した。
20 日後に産まれた新生児の毛皮には sphere 由来の毛が観察されなかった。
また産まれてきた新生児の数は移植した受精卵の数よりも少なかった。
キメラの胎生致死、もしくは特定の組織への貢献、もしくは低頻度での
貢献の可能性が考えられたため、胎生 12.5 日目の胎児の解析を行った。
その結果全身に sphere 由来の細胞が散在していることが確認された。
このことから、sphere 由来の細胞は全身の組織形成に寄与できる能力を
有していることが明らかとなった。
ネイチャーの論文って、博士論文そのもので、
同じ図が使われるのは当然。
また1章では、それまでの研究結果を
列記しているのだから「コピペ」が入るのは当然