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東京の大気中の放射線レベルが福島第一原発事故の前の水準に戻り、パリやロンドンより低くなっていることが分かった。
都健康安全センターによると、6日の新宿区の放射線量は1時間あたり0.0339マイクロシーベルト。
これは東日本大震災があった2011年3月11日の前日とほぼ同水準。
政府観光局がウェブサイトに掲載したまとめによると、今月3日の世界各地の放射線レベルはロンドンが0.085マイクロシーベルト、
ソウルが0.108マイクロシーベルト。2月27日のパリでは0.057マイクロシーベルトだった。
放射線は自然環境の中でも一定量が測定される。米オレゴン州立大学原子力工学・保健物理学部のキャスリン・ヒグレー学部長は電話インタビューで、
綿密な検査を行えば東京でも福島に起因する放射能が検知されることもあるかもしれないが、
太陽粒子や石や土壌など、どこにでもある発生源からの数値をかろうじて上回る程度だという。
東京以外の都市で高い放射線レベルが検知されるのは自然の発生源によるものだろうと述べた。
ヒグレー氏は、放射線のレベルについて「自然環境によってかなり幅が広い。地質によっても、高度によっても違う」と指摘した。
都心の放射線レベルは11年3月15日に一時、0.809マイクロシーベルトと事故前の水準の約24倍に達した。
放射線量計を保有する人がデータベースに入力するプロジェクトであるバックグラウンド・ラディエーション・サーベイによると、
ニューヨークでは11年5月31日に0.094マイクロシーベルトを記録した。
昨年、日本を訪れた外国人観光客数が過去最高を記録するなど、放射能に対する懸念は薄らいでいるが、
福島の第一原発周辺では依然高水準の放射線量が測定されており、約16万人の人々がなお帰還を果たせずにいる。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
東京都健康安全センター
URLリンク(monitoring.tokyo-eiken.go.jp)