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★STAP細胞 作製手順公開で浮かんだ「新たな矛盾」
「世紀の大発見」は一体、どんな結末を迎えるのか。
理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)らが英科学誌ネイチャーに発表した万能細胞「STAP細胞」の論文に“疑惑”が続出している問題で、
理研が「STAP細胞」の作製手順の公開に踏み切った。
国内外で上がる疑惑の声を払拭しようと“設計図”の公開を迫られたわけだが、作製手順にも衝撃的な表記があった。
<Of eight clones examined, none contained the rearranged TCR allele>
(調べた8クローンにTCRの再構成なし)というくだりである。
TCR(T細胞受容体)の再構成とは、分化したT細胞の遺伝子に見られる現象のことだ。STAP細胞発見を明らかにした理研の最初のプレス発表ではこう書かれていた。
<T細胞は、いったん分化するとT細胞受容体遺伝子に特徴的な組み換えが起こります。これを検出することで、細胞がT細胞に分化したことがあるかどうかが分かります。
この解析から、Oct4陽性細胞(STAP細胞)は、分化したT細胞から酸性溶液処理により生み出されたことが判明>
>>2に続く
2014年3月7日 掲載
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公開されたプロトコール
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