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[モスクワ 7日 ロイター] -ロシアの政府系天然ガス大手ガスプロム<GAZP.MM>は7日、
料金の支払いが滞っていることを理由に、ウクライナ向け天然ガスの供給を停止する可能性があることを示唆した。
ガスプロムのミラー最高経営責任者(CEO)は「ウクライナが滞納している料金もしくは、
現在の供給分の代金を支払わない限り、2009年初頭の状況が繰り返されるリスクがある」と述べた。
ガスプロムは2009年初め、料金未払いなどの理由から、ウクライナ向けガスの供給を停止。
ウクライナのパイプラインを経由して供給される欧州へのガス供給に影響が及んだ。
ミラーCEOは「3月7日が2月のガス供給に対する支払いの期日だったが、支払いはなされていない」とし、
現時点での未払い額は18億9000万ドルに上ることを明らかにした。
同CEOの発言に先立ち、ガスプロム広報担当は、ウクライナ経由の欧州へのガス供給は安定的になるとし、
ガス供給停止の意向はないと表明していた。
ウクライナの国営ガス会社、ナフトガスからはコメントを得られていない。
ロシアは昨年12月、対ウクライナ金融支援の一環として、同国向けのガス価格引き下げで合意した。ただ、
料金の未払いを理由に、プーチン大統領とガスプロムはこれまでに、4月以降は割引を打ち切る方針を示している。
ロイター
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