14/03/09 17:08:26.54 6iU9JiBe0
>>589
多剤併用の話を長期連用の話とすり替えておられるようですが、
これが精神疾患でなければ、例えば糖尿病患者におけるインシュリン、
臓器移植患者の免疫抑制剤など、一生飲み続けなければ不具合が出る薬は
いくらでもあります
それが適切な処方であるならば、服薬を継続することで社会生活がこなせる状態と言うのは
充分に成功していると言っても過言ではありません
ですので「常時服用=依存=中毒」と言う論法は明らかに乱暴極まりなく、
依存は精神的依存と肉体的依存に分けて考え、その薬物によって健康が侵されるに
至った状態のみを中毒と称するべきです
心の病の場合に難しいのは主症状が精神的苦痛であり負のスパイラルを形成している
患者さんに対してはどこかでその連鎖を断ち切って精神的平穏を確保してあげないと
寛解しない、むしろ悪化する事になるので「場合の手」としての投薬がどうしても
避けて通れないことです
もちろん安易な多剤化を容認するものではありませんが、
良心的な処方に基づいて継続服用されている患者さんまでをも排斥するような言動は
非常に無責任で慎まれるべき行為であると思います