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【キエフ=内藤泰朗、ワシントン=小雲規生】ウクライナ暫定政権のヤツェニュク首相は2日、首都キエフで記者会見し、
「ロシア軍の侵攻は私たちの国に対する宣戦布告と同じだ」と述べ、「惨事(戦争)の一歩手前にある」と警告した。
米メディアによると、米政府高官は記者団に対し、ロシア軍部隊がウクライナ南部クリミア半島を「完全に掌握した」との認識を明らかにした。
ヤツェニュク首相は「もし、プーチン(ロシア大統領)が隣接する友好国ウクライナとの戦争を始める大統領になりたいのなら、
もう数インチのところまできた」と語った。「ロシアは今すぐに軍を撤退させなければならない。
国際社会はウクライナの領土保全と国家統一を支持していると信じる」と強調した。
暫定政権は2日、ウクライナ海軍のベレゾフスキー総司令官が、親ロシア派のクリミア自治共和国に忠誠を誓ったことから解任した。
同総司令官は、ヤヌコビッチ政権に解任されたイリン総司令官に替わって1日に任命されたばかり。
ロシアのメディアによると、クリミア半島南部セバストポリの海軍参謀本部はロシアの特殊部隊がすでに掌握。
特殊部隊は同半島にある複数のウクライナ軍駐屯地を包囲し、「投降」を呼びかけているという。米政府高官は、
半島に展開する露軍部隊の規模は「6千人以上」としている。
一方、米国務省は2日、ケリー国務長官が4日にキエフを訪問し、暫定政権の代表らと会談すると発表した。
ケリー氏は米国がウクライナの主権や領土的統一を強く支持し、ウクライナの未来はウクライナ国民自身で決められるべきだとの意向を改めて伝える。
米メディアによると、米政府高官は2日、事態の外交的解決を目指す立場を強調し、軍事的な対抗措置は検討していないと述べた。
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
2014/03/03(月) 13:25:11.57
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