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★ついに創業地まで…もう売るものがないソニーの“限界”
2014年3月1日 掲載
生まれ故郷を手放すというのだから、ハンパなく追い込まれているのだろう。
ソニーが御殿山地区にある旧本社ビル(東京都品川区)を売却することが28日、明らかになった。
現在はメディカル関連の約1000人が勤務しているが、順次、JR品川駅港南口の本社ビル
(東京都港区)に引っ越す予定だ。売却に向けた入札も「実施済み」と報じられているが、
同社は一切のコメントを控えている。それだけ神経質にならざるを得ない案件ということだろう。
なにしろ、このエリアは、日本橋で産声を上げた翌年の1947年から事業所を構えてきた
「事実上の創業地」。「ソニーイズム」を継承してきた場所である。
そんな象徴的なところを売るなんて、よほどのことだ。
2007年に御殿山地区の北側を売却。12年には品川区大崎の自社ビルやニューヨークの
米本社ビルを手放し、2000億円以上を手にした。独ベルリンの本社ビルも、すでにない。
港南口の本社ビルも建物自体はソニー生命の持ち物で、ソニーが持っているのは地べただけ。
めぼしい不動産は、あらかた処分してしまったことになる。
「これまでは不動産や株式の切り売りでエレクトロニクス事業の赤字を穴埋めしてきました。
今年に入ってから、パソコン事業の売却や10年間赤字続きのテレビ事業の分社化も決めている
。次々とリストラ策は打ってきました。それももう限界でしょうね。ソニーにとっては、
この1年が正念場です。赤字を一気に穴埋めできるような資産は残っていません。今年中に
本業を立て直せなければ、経営はかなり厳しくなります」(経済ジャーナリストの真保紀一郎氏)(以下略)
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