14/03/02 17:42:35.63 0
★スパコン初めて使用、「魔方陣」を解いた16歳
筑波大学(つくば市)は2月28日、茨城県立並木中等教育学校(同)の杉崎行優(ゆきまさ)さん(16)が
同大のスーパーコンピューターを使って、「魔方陣」と呼ばれる数字の組み合わせについて、
2億7500万を超える全パターン算出に成功したと発表した。
一般公募で採択されたもので、高校生が大学教授とスパコンの共同研究をするのは珍しいという。
同校は中高一貫校で、杉崎さんは高校1年に相当する4年生。3歳頃からパソコンに触れ、
小学4年頃にプログラミングを始めた。先生に紹介された高校生向けの「スーパーコンピューティング
コンテスト」に挑戦したいと考え、3年ほど前から、書籍やインターネットを活用して独学で
プログラミングの腕を磨いた。
杉崎さんは2011年3月に算数の本で魔方陣に出会った。魔方陣は正方形の中にマス目を作り、
各マスに数字を入れたもの。縦横斜めのどの列についても、並んでいる数字の和が等しくなる。
9マス(縦横各3マス)の魔方陣は、和が15となる1通りの組み合わせしかないが、
25マス(同5マス)になると2億7530万5224通り存在することが知られていた。
計算プログラムを作り始めたところ、同大計算科学研究センターがスパコン利用者を公募す
ることをセンターのサイトで知り、13年1月に申請した。基本的に大学や研究機関などの
研究者向けの手続きで、センターも中学生からの申請は初めて。当初はとまどいもあったが、
同センターの朴泰祐教授が共同研究する形で利用を認めた。
>>2へ続く
(2014年3月2日13時06分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)