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★「黒子のバスケ」に似る「アンネ」破り
東京都内の公立図書館などで相次いで「アンネの日記」や関連書籍が破られているのが見つかった。
都内と横浜市の図書館で計310冊、東京都豊島区の「ジュンク堂書店池袋本店」でも2冊の被害が出ている。
誰がどんな目的で犯行に関わっているのか。犯罪心理に詳しい新潟青陵大の碓井真史教授は、
「人気漫画『黒子のバスケ』をめぐる連続脅迫事件と同じようなケースなのでは」と分析した。
「アンネの日記」や関連書籍が破られる被害が図書館だけではなく書店にも広がっている。これまでに
分かっているのは都内の図書館38館で308冊、横浜市の図書館2館で2冊、東京・豊島区の大型書店
「ジュンク堂書店池袋本店」で2冊の計312冊。国際的に注目される中、警視庁が器物破損容疑で捜査を進めている。
「アンネの日記」はナチスの迫害から逃れ、ドイツ占領下のアムステルダムに家族と隠れ住んだユダヤ人少女
アンネ・フランクがつづった日記。世界各地で犯人像についての臆測が飛び交っている。米紙ニューヨーク・タイムズは、
2月21日付で「反ユダヤ主義は日本では一般的ではないが時々、書籍などでホロコーストを否定したり歴史上の
出来事などにユダヤ人の陰謀があると書かれることがある」と思想的な背景がある可能性を示唆した。
一方で、犯罪心理に詳しい新潟青陵大の碓井教授は、思想的な背景について否定的な見解を示す。「可能性はあるが、
(もし思想的な動機ならば)世の中に訴えようと、犯行声明などを出すはず」と語る。その上で、「ほかの人から
したら理解できない、人気漫画『黒子のバスケ』をめぐる連続脅迫事件と同じようなケースなのでは」と分析。
「個人的な感覚や感情から来ている可能性がある。破り方を見ても、思想的な嫌悪感からではなく、表現などで
強く否定したい部分があるのでは」と話した。
>>2へ続く
[2014年3月1日9時8分 紙面から]
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