14/02/28 19:33:15.34 0
>>1より
なお、14日の21時10分に、山梨県は、自治体での対応は不可能として自衛隊第1特科隊に災害派遣要請を出している。
さらに翌15日、群馬県や長野県からも自衛隊に災害派遣要請が届くが、この日、政府に目立った動きはない。
この点について、前出・内閣府の担当者はこう答える。
「それぞれの省庁で情報収集をやっておりました。雪が降ったからすぐに被害が出るわけではなく、雪が降り続けることで
被害が出てくる。被害が出て状況を把握して、動き始める。つまり、降り始めから3日経過して、孤立集落が多々あるという
ことがやっとわかってきた。そもそも災害派遣要請があるからといって、即、災害対策本部を立ち上げるものでもありません」
政府、関係省庁は週末も情報収集、被害状況の把握に努めるなど、休日を返上して動いていたのだ。
しかし、実態把握にあまりにも時間をかけすぎてしまったのは事実。また、もろもろの情報は逐一、安倍首相の元にも入って
いたというが、首相からは「迅速に対応するよう指示した」(首相周辺)というだけで、目に見える具体的対策はとられていない。
防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏はこう指摘する。
「危機管理において大切なのは洞察力と決断力。特に、過去に例のない災害の場合、初動対応をする上で洞察力が重要です。
情報がすべて集まるには時間がかかる。優秀なリーダーというのは、情報のかけらから、どういった被害があるか洞察し、
次にすべきことを判断し、決断しなければいけない。
>>3へ