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★生活保護受給者らが花作り笑顔…あいりん地域
大阪市西成区のあいりん地域(釜ヶ崎)で、高齢単身の生活保護受給者に菜園作りや文化活動、
ボランティアなどに参加してもらう「ひと花プロジェクト」が成果を上げている。
時間をもてあまし、孤立しがちな保護受給者に「やること」を提供し、生活の張りと仲間が
できるようにするのが目的だ。参加者から「日々の暮らしが大きく変わった」
「酒やパチンコが減った」といった声が出ている。
就労指導の対象にならない高齢の保護受給者を対象に、前向きの生活を支援する事業は全国初。
地域再生を目指す市の「西成特区構想」の中で提案され、生活保護施策の一つである自立支援
プログラム(厚生労働省が全額補助)として昨年7月に始まった。
65歳以上が対象で、福祉事務所の打診に応じた100人余りが登録している。菜園は通称三角
公園近くの空き地を借りて大根、ネギ、キャベツなどを育てており、週2回、農作業をして
収穫を食事会に利用する。公園の草刈り、体操、映画観賞、折り紙といった多彩なプログラムも開催。
本人の希望に応じて参加する。
今年度の事業費は約2500万円。NPO釜ヶ崎支援機構など地元の5団体が共同で受託した。
JR新今宮駅近くに拠点を置き、精神保健福祉士ら4人のスタッフが活動を支えている。
区の担当課長は「公園や集会所の清掃など地域に役立つ活動もあり、受給者に対する市民の見方が
変わるかもしれない」と話す。
3月16日にはメンバーの活動発表を兼ねたシンポジウムが区内で開かれる。(原昌平)
(2014年2月27日14時19分 読売新聞)
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