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★STAP論文 いよいよ掲載の科学誌ネイチャーが「深刻視」
2014年2月26日 掲載
姿を消した小保方さんと沈黙する理研
真相はいつ明らかになるのか。小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーらが英科学誌
ネイチャーに発表した新型万能細胞「STAP細胞」の論文データをめぐる“欠陥疑惑”。
大新聞・テレビは公表時にハシャギ過ぎたせいか、疑惑について静観の構えだ。
日本のメディアは「画像の誤掲載による単純ミス」と報じているが、コトはそう単純ではないらしい。
〈ネイチャーはこの問題を極めて深刻に受け止めている。科学雑誌としての尊厳が問われていることを
編集部は熟知している〉―。カリフォルニア大学のクノップラー教授が23日付のブログにこう
書き込んだように「STAP細胞」の論文疑惑は世界の医学・科学者の間でも注目されている。
論文を掲載したネイチャーも「権威」にかかわるとして、ロンドン本社が調査に乗り出すなど、
関係者の危機感は強い。
専門家の間では、決定的に不自然な箇所が少なくとも3つあるという見方が出ているという。
臆測を強めているのは、小保方さん本人がメディアの前に一切出てこないことだ。
安倍首相と同席するはずだった14日の国の総合科学技術会議もドタキャンしている。
理研も「いずれは会見を開くが、時期は未定」(広報室)と沈黙を続けたままだ。
「理研は今回の問題にかなり頭を抱えているでしょう。というのも、小保方さんが所属する研究センター
(理研CDB)は、国が進めてきた科学技術基本計画の中で設立された経緯がある。仮に『STAP細胞』に
“欠陥”が見つかれば、国の威信が傷付くだけでなく、100億円ともいわれた研究の補助金もパー。
理研は論文の追試も含め、あらゆる善後策を検討していると思います」(科学ジャーナリスト)
>>2へ続く
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