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ｉＰＳ細胞（人工多能性幹細胞）を研究している架空の会社の社債購入を持ち掛け、高齢女性から４３００万円をだまし取ったとして、
警視庁組織犯罪対策３課は詐欺の疑いで、埼玉県所沢市山口、除染作業員、郷間久人被告（３６）＝詐欺未遂罪で起訴＝ら４人を
再逮捕し、新たに３人を逮捕した。同課によると、郷間容疑者は「何も話したくない」と供述している。
郷間容疑者は振り込め詐欺グループのリーダー格で、他にも同様の手口で１０件、計２５００万円をだまし取ったとみられる。
組対３課は詐取金の一部が暴力団に流れたとみて、全容解明を進める。
逮捕容疑は、平成２４年１２月～２５年１月、架空会社の社員などを装って名古屋市の無職女性（７１）方に
「社債を購入してくれれば高値で買い取る」などと嘘の電話をし、現金４３００万円をだまし取ったとしている。
郷間容疑者は、昨年５月末ごろから捜査の手を逃れるため、東京電力福島第１原発事故をめぐる除染作業員として勤務していた。
産経新聞 2月27日(木)13時1分配信
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