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★【アンネの日記被害】専門家「書籍狙ったストーカー行為」 警視庁は同一犯とみて捜査
2014.2.25 20:37
誰が、何の目的で特定の関連書籍ばかりを狙ったのか。警視庁捜査1課は被害が都内の一定の地域に
集中していることから、同一犯の可能性を視野に捜査を進めている。専門家らは犯人像について
「書籍を狙った『ストーカー行為』」と分析している。
被害の発端は昨年2月と5月の豊島区。半年以上たった今年1月下旬以降に練馬区、西東京市、
杉並区、中野区、東久留米市、新宿区、武蔵野市と広がった。最大の被害は杉並区の121冊。
11の図書館が駅から徒歩10分前後にあり、捜査1課は犯人が同区周辺に土地勘があり、
電車で移動しながら犯行を繰り返していた可能性も視野に入れる。
破損の程度は数ページから約400ページまで濃淡があり、手口も手でちぎったり、カッター
ナイフで切ったりするなど異なる。臨床心理士の長谷川博一氏は「手で破ると人目につく。
館内の混み具合でカッターと使い分けていたのではないか」と指摘する。
書籍を破損させる行為を自己主張と捉えるのは、関西国際大の桐生正幸教授(犯罪心理学)。
「もともと読書家で、図書館で嫌な思いをしたことがきっかけの可能性がある。書籍を狙った
広義の『ストーカー行為』といえる」という。
被害書籍の中には「小川洋子対話集」「地球の心はなに思う」など題名だけでは関連性が分からず、
蔵書を「アンネ・フランク」のキーワードで検索することで出てくるものもある。桐生教授は
「アンネ・フランクの存在そのものに執着している」との見方を示す。
「アンネ・フランクの生涯」などを翻訳した深町真理子さん(82)は「閉塞感のある社会で、
多くの人に読んでほしい本。すでに絶版になっている貴重な書籍もあり、怒りを通り越して悲しい」と話した。
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