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★韓国「関係悪化は日本や政治家の言動」
2月25日 20時03分
韓国のパク・クネ大統領の就任から25日で1年となります。
韓国政府は日本政府や政治家の言動が日韓関係を悪化させている原因だと改めて非難し、日本側に歩み寄りを求めました。
韓国外務省の報道官は25日、記者会見で、「日本の一部の政治家や政府の言動が日韓関係を硬直化させている。
この状態で関係改善など、どう話し合えばいいのか」と述べて、関係が冷え込んでいるのは日本側の歴史認識に
問題があるからだと改めて非難し、関係改善は難しいという考えを示しました。
また、いわゆる従軍慰安婦を巡る問題について国連の報告書やアメリカ議会の決議などを例に挙げて、
「日本政府は国際社会の厳しい声を理解すべきだ。これ以上、耳を塞ぐことはできない」と述べました。
日韓関係を巡っては、アメリカのケリー国務長官がソウルでの記者会見で、「歴史を後ろに置き、前に進むべきだ」
と発言したほか、アメリカ議会の調査局も報告書の中で、日韓関係の冷え込みはアメリカの国益を損ねると
指摘するなど懸念が高まっています。
これについて韓国外務省の報道官は、「日本が信頼に値する行動を通じて原因を取り除かなければならない。
そうすればアメリカの心配もなくなるだろう」と述べて、あくまでも日本が歩み寄るべきだという考えを示しました。
パク大統領の就任から1年を迎えるなかで、アメリカは関係改善を求める声を強めており、4月のオバマ大統領の
日韓訪問に向けて事態打開の糸口を見いだせるのか注目されます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)