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ソトニコワに「加点水増し」?
フリーの点数、1カ月で18ポイントアップ キム・ヨナとソトニコワの採点比較
-技術点の5.85点差が勝敗分ける ソトニコワの失敗ジャンプにも多くの加点
-プログラム構成点で悪意ある判定 キム・ヨナに5部門全てで9点未満付けた審判も
9人中7人が欧州の審判 露スケート連盟事務総長夫人、八百長判定の前科ある審判も
■構成点で点数甘く
プログラム構成点(PCS)はキム・ヨナが74.50点、ソトニコワが74.41点と、キム・ヨナの方がわずかに高かった。
キム・ヨナはスケート技術・動作・振り付け・曲の解釈で9点台を取った。動作・振り付け・曲の解釈に10点満点を付けた審判も2人いた。
だが、要素のつなぎだけは8.96点だった。ところが、キム・ヨナのPCSで5項目全てに9点未満を付けた審判が1人いた。
特に要素のつなぎには7.75点という悪意ある点を付けている。もちろん、審判9人の点数のうち最高点と最低点は除いて平均点を出すため、特に問題はなかった。
どんな人物が審判になって採点するかは公表されているが、匿名性が保障されているため、各審判がどのような点数を付けたかは分からない。
コ・ソンヒ大韓スケート連盟理事はSPの審判には含まれていたが、フリーの審判団の抽選では漏れた。
キム・ヨナの今回のフリーPCS(74.50点)はバンクーバー冬季五輪(71.76点)や13年の世界選手権(73.61点)を上回った。
キム・ヨナに対する点が辛かったというよりも、ソトニコワに対する点が甘かったと見るべきだろう。
審判団の中にはロシア・スケート連盟事務総長夫人や、以前に八百長判定を試みて1年間資格停止になったウクライナ人審判がいた。
また、全9人中7人が欧州の審判だった。このため、ロシアや欧州の選手に有利な判定が下されたという声もある。
ソトニコワのほかに銅メダルを取ったイタリアのカロリーナ・コストナーも73.77点という高いPCSをもらっている。
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