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★福島第1原発のタンクから100トンの高濃度汚染水漏れ=東電
2014年2月20日13時51分
東京電力は20日、福島第1原発の汚染水貯蔵タンクから約100トンの汚染水が
タンクの堰(せき)の外側に漏れたと発表した。
東電は、「近くに排水路がないことから海への流出はないと考えている」と説明。
漏えいはすでに止まっているという。
堰の外側に漏れた汚染水から1リットル当たり2.3億ベクレルのベータ線を出す
放射性物質(全ベータ)を検出した。東電の担当者は、「かなりの高濃度」と説明。
東電は、漏えいした汚染水は現在回収中で、漏えい箇所の土壌回収作業を始めたという。
タンクからの100トンの汚染水漏れは、国際的な事故評価尺度における「レベル3
(8段階中、下から4番目の影響度)」と評価された約300トンの漏えいに次ぐ量となる。
今回漏れた汚染水の1リットル当たりの濃度は昨年8月のケースと同水準という。
新たに汚染水が漏れたのは、「H6」と呼ばれる場所に設置されている汚染水貯蔵タンク。
19日午後11時25分ごろ、見回りをしていた協力会社作業員が、タンク上部から汚染水が
漏れているのを発見。現場確認の結果、タンク上部天板部のフランジ部から雨どいを伝わって、
堰外に漏れていることを確認したという。
東電の説明によると、今回のトラブルは汚染水の移送作業の過程で発生した。別のタンクに
移送するはずだった汚染水が、漏えいが起きたタンクに誤って回り込み、溢れ出したという。
東電は、配管の経路にある弁に故障が生じている可能性があるとして、今後調査を進めるとしている。
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