14/02/20 18:07:09.82 0
★肝臓のビタミンK不足は出血しやすくなり短命化-東大病院と埼玉医大が実証
掲載日 2014年02月20日
東京大学医学部附属病院と埼玉医科大学ゲノム医学研究センターなどのグループは、
肝臓でビタミンKが不足すると全身で出血しやすくなり、短命化することをマウスでの
実験で明らかにした。ビタミンKに依存して働く「γグルタミルカルボキシラーゼ」
(GGCX)というたんぱく質が肝臓でのみ合成されないマウスを作製して調べた。
ビタミンKとGGCXの作用は血液を固める物質の産生に関与することが知られている。
一方、GGCXは全身に存在して血液凝固以外にもさまざまな役割があると考えられて
おり、特定の臓器での作用を調べることが求められていた。今回はマウスの肝臓でのみ
GGCXを欠損させる遺伝子改変技術を開発した。
「Cre」という酵素を使って狙った遺伝子領域を切断する改変技術を応用。
GGCXに目印を付けた遺伝子改変マウスと、肝臓から分泌される物質にCreを
結合させた遺伝子改変マウスを作製した。この二つのマウスを交配することで、
肝臓でのみGGCXが欠損するマウスを作れた。同マウスは出血傾向が高まり、
寿命が野生型に比べ半分程度になった。特にオスでその傾向が強かったという。
URLリンク(www.nikkan.co.jp)