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★歴史認識の共有へ交流に汗 北海道と在日の若者が幌加内で学習会
【幌加内】日本と在日朝鮮人の高校・大学生らが、
強制労働などの歴史を学んで交流する体験型学習会「東アジア共同ワークショップ」が15日、
町内朱鞠内地区の「笹(ささ)の墓標展示館」(旧光顕寺)を拠点に始まった。
市民団体の空知民衆史講座(殿平善彦代表)などの主催。
1997年から開いており、今回は北星学園大学付属高(札幌)や道朝鮮高級学校(同)、旭川大などから約100人が参加した。
初日は雨竜ダム建設の従事者200人以上が埋葬された共同墓地を見学。
強制労働に関する資料が展示されている同館周辺の除雪を両校の生徒らが協力して行った。
夕食後は在日朝鮮人の起源、朝鮮学校と高校授業料無償化問題などについて発表しあった。現地視察や討論会は17日まで続く。
北海道教育大旭川校1年の女性(19)は「歴史問題を一緒に討論したい」。
在日3世で道朝鮮高級学校2年の男子生徒(17)は「さまざまな歴史認識を共有して多世代で交流したい」と話した。
殿平代表(68)は「学習会は出会いの場。若者たちで新しい関係を育んでほしい」と期待を寄せた。(木村直人)
北海道新聞 (02/16 13:39)
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