14/02/11 16:53:58.94 BdlvLvx90
★★Gm遺伝子から探る日本人の起源★★
1)Gm遺伝子の分布によって、蒙古民族は、「南方系」と「北方系」に大別される。
そして、日本民族は「北方系」である。南方型蒙古系民族との混血率は、せいぜい7~8%であって、
それほど高いモノではない。
2)日本民族は、北海道から沖縄に至るまで、ことGm遺伝子に関する限り、驚くほど等質である。
3)アイヌの人々も、遺伝子構成に於いて、一般日本人と殆ど変わらない。
4)他の日本人集団と、幾分の相違を示すアイヌと沖縄・宮古の人々とがまったく等質である。
5)朝鮮民族も、地理的な隔たりが無い点に於いては、日本民族と同じである。
ただ、日本民族と朝鮮民族の間には、かなり高い異質性が存在する。
朝鮮民族は、基本的には日本民族と同じ北方型蒙古系民族に属するGm遺伝子パターンを持ちながら、
それよりはるかに強く漢民族などの影響(混血)を受けていると見られる。
中国と朝鮮とのあいだの、相互移民や侵入などによって、海で隔てられた日本に比べ、北方少数民族や
漢民族との混血の機会がはるかに多く、これが民族の形成に影響したと考えられる。
6)中国の場合は、Gm遺伝子の頻度分布に、南北方向の勾配がみとめられる。
漢民族の場合は、「北方型」と「南方型」の二つの型の存在を考えないと、分布パターンの説明が難しい。
7)日本民族に高頻度に見られる遺伝子パターンの特徴は、バイカル湖畔のブリアートをピークとして四方に
流れており、蒙古、オロチョン、朝鮮、日本、アイヌ、チベット、コリヤークエスキモーに高頻度で、
その源流はバイカル湖畔とするのが妥当と見られる。
そして、松本氏は次のように結論する
「日本民族は、北方型蒙古系民族に属し、そのおおもとの起源は、シベリアのバイカル湖畔と推定できる」
URLリンク(www.narayaku.or.jp)(分布図)